南米パラグアイに移住したマリです!
日曜日の昼下がり、いつものようにお昼ご飯を終えて、子供たちと一緒に外で遊んでいたときのこと。
1台の警察の車が自宅の前で止まった。
「また巡回かな~」なんて思いつつ、呼ばれたので門の方へ向かった。
すると、一枚の紙を差し出してくる。

ここにサインしてね。

!?一体何の書類ですか?
なんだかんだ言っているが、結局分からない。分かったのは近くの大きな町に2日後の9時に来いと、私が呼ばれている、ということだけ。

内容が良く分からないので、控えのコピーだけもらって、誰かに聞いてから、あとからサインしに行くから。

弁護士に聞くの?わかったよ。それより、あなた土地探してるんだって?うちに、10町の土地があるから、買わないか?

(何で弁護士が出てくるんだ。それに、なんか、書類よりもそっちの話メインで来ているような・・・?)うん。今いろいろな話が来てるから考えとくね。

じゃ、またね。
と、帰っていった。
内容が分からない書類はサインできん!
自分なりに読んでみると、私の名前と娘の名前が長文の中に書いてあり、厚生省の名前が書いてあり、・・・ということは、ワクチン関係の話かな、と推測する。
でも、意味分からん。
いったいどういうこと!?
とりあえず、友人に電話をして、書類の画像を送ると、さっそく電話がかかってきた。

・・・これ、裁判所に呼ばれているんだよ。

そうだったのですか?
内容がちゃんと理解できるまでは、書類を誰が持ってきても、サインしないって言って、いったん返しました。

・・・受け取りのサインをしないと、余計に要注意人物として扱われるよ。
記載されている日付けに裁判所へ出向かないと、警察官が来て強制的に連行されるよ。
そうなったら、近くの街ではなくて、首都のアスンシオンまで連れて行かれて、そうしたら、私も出向かないといけないことになるね。
小さい子供や旦那がいるのに、アスンシオンまで出てくるとなると、かなりの費用と、家族みんなが大変な手間になるよ。

わかりました。
とりあえず、警察署まで行って、受け取りのサインしてきます。
この訴えられている内容は、私が推測すると、娘は2歳ごろまでほとんどのワクチンは打たされました。
でも、2歳のときに打ったワクチンがものすごくヒットして、打ったあとに呼吸困難、嘔吐、4ヶ月間夜間の咳が止まらず、高熱が続いたので、怖くなってそれ以降は、ワクチンを打つ病院の人が自宅に来ても、前回の反応がひどかったので、これからはワクチンを受けません、と断りました。
その後も、何度か「何でワクチンを打たないんだ!みんな打っているんだからあなたの娘も打ちなさい!」と数人でやってきました。
この子のお父さんは子供のときにワクチンを接種したあと、人よりも反応が強く、死に目にあったことがあるので、子供も同じなんだと思います。
強い反応があったので、再度反応が出たら怖いので、打ちませんと、何度言っても、理解してもらえませんでした。
小児科医がワクチンを打て、とやって来ましたが、旦那が「義務と強制の言葉の違いが分からない奴だな!もう一度勉強しなおして来い!」と言ったら、その小児科医はキレて、帰って行きました。
その後も何度か別の日系人やパラグアイ人が来ましたが、タダなのになんで打たないんだ!と押しかけてきました。
最後に自宅にそういう人が来てから、最近は1年近く誰も来ていません。

裁判の内容は約1年前の日付けのことについて、と書かれているね。
そして、今日が日曜日で、裁判の日は火曜日の朝9時になっているよ。
時間がないよ。
まず、弁護士を見つけること。そして、健康診断書を書いてもらいなさい。

分かりました。早急にやります。ありがとうございました。
と、電話を切り、弁護士を見つけ相談しに行った。
弁護士の料金を聞いて、内容を打ち合わせ。
この弁護士はこういうケースはやったことがないのだそう。
病院巡りの旅
次に、健康診断書を書いてくれる人を探す。
地元の2件の医者をまわったが、どこも健康診断書を書いてくれない。
「ワクチンの件で・・・」と言うと、「厚生省の管轄だから書きたくない」とのこと。
首都アスンシオンの日系人の医者に電話して健康診断書を書いてくれるか聞いてみると、理由を聞かれ、同様に「ワクチンの件で」と言うと、キレられた。
ワクチンは厚生省から強く医者から一般市民に勧めるように言われているようで、それに反することに手助けはしたくないようだ。
明日裁判所へ健康診断書持っていけないなー、と困っていると、近くの街で薬草すら処方したがらないボリビア人の医者がいると聞いた。例えば水をたくさん飲みなさい。この野菜を食べなさい、などという感じで診断するそうだ。
この人だったら、ワクチンの害を分かってくれそうだと思い、連絡をとってもらうと、返事が来た。
この人からのメッセージは「可愛そうに。街の見せしめにあってるんだね。僕は喜んで健康診断書を書いてあげたいんだけれど、ちょうど医者の免許の切り替えで今サインができないんだ。ほんとうに残念だ。とにかく、アスンシオンでかかりつけの医者を見つけて、健康診断書を書いてもらうといいよ。」
アスンシオンの私立病院をいくつか見つけ、あたって砕けろの精神でとにかく向かった。
一軒目、キリスト教系の私立病院に入り、受付で2人分の支払いを済ませ、女医さんに診察してもらった。
とても気さくで、子供たちに対して優しく接してくれる女医さんで、これからは子供たちの健康に関しては、必要になったらすべてここで診察してもらうことにした。
健康診断書と出生証明書などをコピーして認証してもらい、裁判所へ提出する予定の書類はすべて揃った。
戦おう!人生初の裁判へ・・・!
よし、いざ明日は決戦のとき!
と思ったら、弁護士から電話がかかってきた。
「あまりにも書類を準備する時間がなさすぎるから、延期してもらったよ~」とのこと。
「次はいつですか?」と聞くと
「まだ日にちは出てないんだよ。分かったら連絡する。」
とりあえず、戦える準備は整ったのはよかった。
そして、裁判の件に関して詳しく調べてもらうと、私たち家族は貧困層の登録になっているとのこと。
地元の人の認識としては野菜をかご売りする人=貧困層、なのだそう。
貧困層が日本から手ぶらで海外移住はできないよ、と思うのだが。。。
しかし、それから何週間たっても、連絡はない。
弁護士が一度裁判所まで出向いて、延期申請しているので、この手の軽い部類に入る訴えは流れた模様。
ちなみに、裁判所の裁判官は、弁護士の資格を持った人たちなので、頼む弁護士に力がある人=裁判官とコネクションがある弁護士に頼むと、この手の軽い訴えだったら、握りつぶせるのだそう。
私が今回頼んだ弁護士は若手なので、まだまだ力はありませんが、延期後の連絡がないところを見ると、すごく軽い件みたいです。
それに、アスンシオンなどの都会では、ワクチン接種をしなくても訴えられることはないようです。
田舎ではワクチン接種は国立病院の人がやってきて、箱に入っていないアメリカなどの賞味期限切れと言われているワクチンをタダで受けます。
それは、都会でも同様に国立病院へ行けばタダで受けますが、多くは私立病院へ行き、ステイタス?見たいな感じで、立派な箱に入った賞味期限切れと言われるワクチンを、お金を出して受けます。
なぜ、田舎だと訴えられやすいのか、、、
都会に比べると、誰がどこに住んで、家族構成とか、田舎だとほとんどの町の住民に知られます。
旦那いわく、田舎は日本も海外も関係なく、どこで見ているのか、隣の奥さんのパンツの色まで知っているのだそう。。。
「みんな同じ事をすること」
「田舎では目立たないこと」
これが、田舎では鉄則みたいですが、私たちは日本から直接の移住者であり、外国人であるので、目立つなと言われても、来た時点でかなり目立ちます。
私は獣医学を日本で学びましたが、現地ではワクチンに関しての知識がまるでありません。
「みんな打ってるから、あなたのところの子も打ちなさいよ」と。
じゃあ、私は聞きたい。
私の娘や息子がワクチン接種後に死んだら、この責任を誰がとってくれるのでしょうか?
副作用がでることを知りながら、接種前にワクチンの反応テストをせず、いきなり4種類のワクチンを同時に子供に接種するとは、医学の知識を持っていなくても、常識的に考えても、危険だと考える。
いくら弱めたり、死んでいる菌だとしても、病原菌を体内に注入するということは、免疫力がない子は命に危険がある。
ワクチンを受けた人が病気の発生源だったという研究結果も出ているし、、、
あとから、地元のパラグアイ人から聞いた話しだと、近くの町で子供がワクチン接種後に死んだのだそう。
パラグアイ人も、その話を聞いているし、子供がワクチン接種するときに泣き叫んだりするのを見るのが嫌で、田舎でも断っている家庭も多いそう。
・・・なんだ、私だけじゃないんじゃん!
ということは、やっぱり小さい田舎でかなり目立っちゃったからかもね。
アメリカのある州ではワクチン接種しなかったら、公共の場に出てきてはダメだというおふれがでたそうな。
予防接種しなかったら、学校に入れないとか、親に罰金を科すとか、そういう国もちらほら出てきている。
なんか、世界的に強制的な流れになっている感じがします。
そして、次元上昇している今、悪魔的な人たちはあぶりだされて、最後の悪あがきをしているように私たちには見えます。