南米パラグアイ田舎の土地を購入したよーー!

*新天地開拓日記*

南米パラグアイに移住したマリです!

新たな土地購入をめざして動いてきて約4ヶ月、、、怒涛の4ヶ月。。。ものすごい勉強量でした!!

途中、あまりのめんどくささ(マリは誰よりもめんどくさいこと、大嫌いなのです)と、予想外のハプニングばかりで、「あぁー、パラグアイマジでめんどくせー。パラグアイ人あてにできねー。他の国へ行こうかなー。」と、真剣に何度も考えました。

はじめは、地権の地の字もしらないようなド素人でしたが、パラグアイの信頼のおける友人や、日本で数々の土地売買をしてきた旦那から土地売買の方法を教えてもらい、見に行く件数が増えていくにつれて、だんだんとスペイン語で書かれている土地書類を見るときの、おさえるべきポイントも分かってきました。

公証人へ持っていかなくても、まずは自分で土地の情報をある程度の確認をすることができます。

このへんは、後ほど、記事にしますね。

やっとやっと、土地の購入をしました~~~。

あらゆる物件を見まくってから22件目。

今回も(というか、毎回ですね。笑。)、思わぬハプニングが出てきて、ダメかなーなんて思っていたけれど、購入できました。

自分が頑張ってどうにかなるハプニングと、頑張ってもどうにもならないハプニングなど、、、もはやいつものパターンです。

日本でも土地探しと土地購入は大変だけれど、海外での土地探しと購入はもっと大変です!!!

専門用語が出てくるから、言葉の心配もありますが、一番心配なのは、「詐欺」ですよね。

そして、地主が詐欺をしようと思っていなくても、土地売買について地主側も買い手側も無知な人がほとんどですので、気をつけないと、高い確率でトラブルになります。

海外の土地購入はほんっと、要・中・意ですっ!!

パラグアイでどんな土地を購入したの?

ただの草だらけの写真しか撮れませんし、面白くもなんともないですね。(まぁ、これから徐々に面白くしていくのですが)

この土地はもともと昔、日本人が移民政策でやってきたときに開拓した区域に入っているそうです。

現在はパラグアイ人がこの周辺を所有しているようです。

畑をするために、約10年前に購入し、4年前くらいからは何もせずほったらかしだそうです。

草がたくさん伸びていますが、草の種類、土をみると、あまり肥えていない感じです。

トラクターで土を平らにならしてしまったか、とにかく畑をやる為なので木を切ってしまい、自然の落ち葉の堆肥があまり見当たりません。

みかん、オレンジ、グレープフルーツ、柿、アボガド、ビワなど、さまざまな種類の果物の木の苗を育てているので、これから木をたくさん植えて、土を肥やしていこうと思います。

私たちは、都市部のアスンシオンなどの都会、そして、借家で住んでいるラ・コルメナの小さな街中ですら、もはや住みたくありません。

じゃあ、どうして今まで田舎街に住んでいたのか?

移住してからのこの5年間は、すべてが勉強のために街中に住んでいました。

この5年間は言葉にしても、どこが危険か、パラグアイの国の仕組み、国民性などを理解するのに、お陰様でかなりの知識量、勉強量が入りました。

日本から移住してすぐに海外で土地を購入して住むのは、いろんな意味でかなり危険です!

つい先日もドイツから移住したばかりの老夫婦が、山の方に土地を購入して、家を建て、派手に家財道具を購入したようで、自宅に覆面をかぶった強盗が数人やってきて、旦那さんは足を銃で撃たれ、高熱にうなされているそうです。

海外からの移住組は、国籍問わず、24時間注意していないといけません。

ドイツ人だけでなく日本人でも多いのが、何も現地を勉強せず、移住していきなり土地を購入しようとすること。

まずは、移住先の状況や環境をよく知ってから時間をかけて購入することをおススメします。

うちらは、無理のない範囲で自給自足をしながら、自然とともに生きていきたいので、街から少し離れたところに、購入しました。

この土地の前の道をずっと進むと、奥にはSALTO CRYSTALという滝があります。

ラ・コルメナの観光スポットにもなっていて、JICAが観光に力を入れだしているようです。

土地面積は1町くらいで十分みたい

いろいろな土地を見てきた中で、家族の多さにもよりますが、土地の管理で無理のない範囲って、1町~2町くらいだと感じました。

1町は100m×100mです。

実際に1町の土地に立ってみると、結構広く感じます。

でも、街から外れると、なかなか1町単位で売ってくれる人はいません。

手続きが面倒でお金がかかるせいなのか、誰も小割りにもしてくれません。

これが、10町、20町、、、多いところだと200町、300町とか、まとめて売るよ!って感じばかりです。

土地探しを始めたころは、10町でもいいかな~、なんて気軽に考えていたけれど、よくよく考えたら、自分で草刈りして道をつくらないといけなかったりして、大変です。

パラグアイは雨が降れば、草が待ってましたとばかりに年中一気に伸び、それも恐ろしいほどグングン伸びて行き、楽に背丈を越します。

雨が多いときは、2週間に1回は草刈りをしないといけないことも。

土地が広ければ、草刈りをし終わっても、また最初に草刈りしたところが、一周戻ってきた頃には伸びて草刈りしないといけない、なんてこともこちらに住む人はよくあります。

パラグアイ流に牧草をまいて、牛を放せばいいのだろうけれど、選り好みがあって食べない草もあるんです。

まじめな話、一年中草刈りだけに追われる人生になります。

そんな人生をこれから旦那に負わせたくない!子供たちにも負わせたくない!

自分の好きなことに打ち込んで欲しいので、とりあえず、1町で試してみます。

余裕があったら、いつか土地を広げてもいいのかなと。

道のりは険しかったし、胃が痛くなったり途中で何度もめげましたがお陰様で、やっと購入できました~~~!!

これからは、自然と人とが調和と共生する、安心安全な異次元空間を目指して、この地をよくしていこうと思います。