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↑前回に引き続き、今回も土地の購入方法をお伝えしていきます☆
土地の境目に柵があるのかないのか
柵が付いているかどうかはとても重要です。
柵が付いていても柵の位置が間違っている場合もありますから、測量士に角を測ってもらいましょう。
柵がない土地では境目が分からないので、測量士を呼んで測量してもらわなければりません。
測量代は田舎の感覚だとめちゃくちゃ高くて、1万円くらいしました。
GPSの機械とメジャーを持って、測ってくれます。
柵の付いていない販売者側の多くは、「あのココナッツの木から、このマンゴーの木までだよ」という大雑把なことしか言いません。笑。
測量代は買う側が出すのが普通と聞きましたが、その話はほんとうかどうかは分からないので、測量代と柵代は販売者側に出してもらうという交渉の仕方もあります。
柵がない土地で、わたしだったら「土地代、相場よりもかなり高いから測量代と柵をつけてよ。つけなかったら買わないよ。」
という交渉をします。
水道
生活用水はどこまでパイプが来ていて、どこから繋げないといけないのか、要チェックです。
水道を繋げる場合は、水道局にいって、支払って(地域によって全然値段が違います)パイプを繋げて水道メーターを設置してもらいます。
生活用水のパイプが近くにない土地の場合、井戸を掘るのは一般的です。
生活用水に頼っていてもたまに止まることもあるので、各家庭に井戸を引いているところも田舎では多いです。
3~5m掘れば水が出るところや、何m掘っても水が全くでないところもあり、近年では業者に頼んで掘削トラックを出してもらうところが多いです。
その場合は100mほど堀るようです。
穴の幅は狭いので、水量は多くはありませんが、水が綺麗です。
バケツで水をすくうのではなく、電気ポンプで汲み上げて家の水道管に直接流す方法をとっている家をみます。
ただ、停電したら水道は止まってしまいますが。
雨が降ったらどうなるのか
土地の位置や傾斜の具合によっては、洪水並みの雨が降ったときに、川みたいになるところもあります。
購入を検討している土地を見つけたら、雨の日にも行って様子を見てみるほうが賢明です。
川があるのか
入り口は道路に面していて、土地幅は狭いが、細長い土地の奥にずっと行くと川に面している、という土地が田舎には多いです。
川も、道路も平等に使えるように、という感じのようです。
近隣にどんな人が住んでいるのか
地主の言う事をすべて鵜呑みにしてはいけません。
「電気や水道が近くまで来ている」「近所の人はみないい人だから」と言われても、実際どうなのか確認を怠ってはいけません。
わたしは、購入を検討している土地の隣近所に住んでいる人には、必ず話しかけるようにしていました。
それも、地主と一緒のときではなく別の日にわざわざ現地へ出かけます。
実際どういう水道がはしっているのか?
月々の水道代はいくらか?
この土地の所有者を知っているか?
ほんとうにこの土地を販売しているのか?
この土地はいくらで販売していると聞いたか?
実際、私が直接地主から聞いた値段と、土地の隣に住んでいるおばさんが聞いている販売値段が全然違っていたことはよくありました。
その場合は、交渉時に容赦なく値切ります。
そんなことを確認しながら、隣に住んでいる人の人柄や仕事の状況などの探りを入れます。
隣の人に話しかけたことが功を奏して、土地購入を見送ったことは何度かあります。
例えば、その隣に住む人が泥棒の雰囲気を持っている人とか・・・(家の状況をみていると不審な点がいくつもありました)
土地購入の際は、五感をフル活用して、少しでも不審な点がでてきたら、見送らないと、絶対に後々トラブルになります。
それだけ、慎重にならないといけません。
どんなにその土地が気に入ったとしても、きっぱり見送る決断をすることもとても大切です。
道路
特に忘れがちなのが
「道路」についてです。
田舎の場合、人の私有地を通って行かないと、販売されている土地にたどり着けない物件もあります。
その場合、私有地を車で通っていいのか、隣の土地の地主から許可をもらう必要があります。
大抵は「いいよ~」って言ってくれますが、自分の土地に向かう為の道路の草刈りを自分でしないといけなかったり、後々地主とのトラブルになり「今後一切通るな!」と言われたらおしまいです。
また、土地の前に道路がある場合もありますが、それは市が管理しているものなのか、私有地なのかをはっきりさせておかないとなりません。
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