南米パラグアイへ移住したマリです!
パラグアイに移住した最初の5年間は、ずっと借家暮らしをしていました。
土地探しは一筋縄ではいかず、わたしの場合は22件目にして、やっと購入できました。
都市部ではなく、主にパラグアイの田舎の土地購入の方法について書きます。
海外で自給自足生活、田舎暮らししてみたい人には、なかなか貴重な情報だと思います。
都市部とは感覚も値段も、土地の探し方も違うと思います。
パラグアイに移住してすぐに移住手続きをして、いきなり土地を購入して家を建てる人も多のですが、それはあまりおススメできません。
移住してすぐに田舎の土地を探して購入するのはドイツ人に多いのだけれど、家を建てて、電化製品などをたくさん買っている姿を見られ、自宅に強盗が押し入り足を拳銃で打たれたり、派手にやっているのを見られて、殺されている人もいます。
多くのドイツ人は、現地の相場の値段で土地を購入していません。
そもそも、現地の相場を知らないのと「地主が病院行くためにお金が必要なんだ」と聞いたドイツ人は、相場以上の値段を言われているのにもかかわらず、自らさらに値上げして買う人もいます。
「病院や手術の為に土地を売りたい。」
という、「わたし可哀想でしょう?」と情けをかけてお金をたくさん取ろうとするパラグアイ人にたくさん遭遇しました。
その情けに買う側がのっているようですが、はっきりいって、後から購入しようとする海外移住者にとっても、大迷惑であり、相場が大幅に値上げされ、普通の地元民が買える値段ではありません。
パラグアイの都市部で土地を購入することを検討する人にとっては、大した値段ではないのでしょうが。
移住して数年間は様子見の期間を設けた方が無難だと思います。
「想像していたのと違った!」「耐えられない!」と言って、すぐに帰って行く人も多いです。
ほんとうにこの国でやっていけるのか?
パラグアイ人ってどんな性格しているんだろう?
日系社会ってどんな感じなんだろう?
など、思っていたのと違う!という体験をしている人はたくさんいます。
田舎の土地の探し方!
そもそもどこに土地販売している情報があるのか?
都市部では不動産屋はあるでしょうが、田舎では不動産屋はありません。
友人から「○○が土地売りたいらしいよ」という情報をもらって、実際に現地へ見に行きます。
友人や知り合いに土地購入を検討している件を伝えると、瞬く間に街中にその情報が流れ、我が家に直接「この土地買わないか?」と、人が訪ねてくることもあります。
また、購入を検討している地域へ車で出かけて行って、「売り地」や「売り家」と書かれた看板がさがっているのを見つけ、電話番号が書いてあったら、電話して値段と大きさを聞いたりします。
「土地を探している」という期間はできるだけ短くしないと、だらだら土地探ししていると、「あそこの家は土地を探すくらいだから、金があるはずだ」と、強盗に襲われる可能性が強くなってきますので、ご注意を。
田舎で土地を探すのは、実は命がけなんです。
わたしの場合は、あまりにも書類がボツの土地ばかりに出会い、時間ばかりがとられ、身の危険が増してくるのと、田舎での「あいつら土地買わないってことは、やっぱり金持ってないんじゃない?」という噂を危惧し、「ほかの国へ行こうか」と、覚悟を決めたときに今の土地と出会い購入することになりました。
パラグアイとは縁がないのかと思ったら、最後の最後にパラグアイに呼び止められたみたいです。
今から思えば、大々的に「土地を探してる(=金持ってる)」と言わず、できれば地元民に分からないようにこっそり探す方が、身の安全を確保できると思います。
でも、田舎町では不動産屋が存在しないので、どうしても人づてで情報をもらうしかありませんので、短期間でより多くの土地を見てまわり、地主や書類に不審な点が少しでも感じられたら、即「購入検討やめる!次へいこう!」と、切り替えることが大切です。
ということで、田舎の土地の情報の集め方は
☆友人や知人から売り地の情報をもらう(仲介マージン発生するので、割高になります)
☆気になる地域へ車で出かけて、「売り地」や「売り家」の看板を探す
この2つしかありません!
続きはこちらの記事です↓



