南米パラグアイの土地開拓!初日の作業*

*新天地開拓日記*

南米パラグアイに移住したマリです!

まさに土地を購入してパラグアイにさらに定着しようと試みていた最中、町の見せしめに合い裁判所への出廷命令が出されました。(結局、裁判は出廷せずに流れましたが。)

そうですねー。当初は腹が立つから、ほかの国で土地を買おうかなー、パラグアイ出ようかなー、自然は大好きだけれど田舎の人の考え方が嫌いだし面倒だなー、なんて思っていましたが、調べていただくと訴えられた内容の程度がかなり低い部類だったということを知り、気にしないことにしました。

定着する覚悟を決めたので、土地を購入して家を建てます!

人生で始めて土地を購入して、南米パラグアイでの開拓初日の作業を書きます。

私が購入したところはこんなところです↓

とにかくまずは、草刈りをしないことには前に進みません!

草刈り機を車に積んで、お菓子を持って、子供たちと一緒にピクニック気分で新しい土地へ向かいました。

街から車で10分ほど行ったところにあります。

この土地は道路よりも上にあがって崖になっているので、車が入れません。

道路沿いに車を止めて、準備をし、いざ草刈り!

一番最初に、車を入れるための道を旦那が草刈りしてくれました。(私も下の子がもう少し大きくなって落ち着いたら、草刈り機の扱い方を教えてもらいたいな、とたくらんでいます。)

そして、子供たちの秘密基地になりそうな林めがけて草を刈っていく。

ここは畑として、マンディオカ、マメ、とうもろこし、さとうきびなどを栽培したあと、5年間ほどほったらかしだったようで、草の茎が木みたいに太くなっているので、草刈り機で切れるには切れるが、草が刃に絡んで時間がかかり、少々厄介。

時間がかかります。しかし、森林を開拓する大変さを思うと、こんなのはまだ楽なほうだなと思っています。

昔、日本人が移民政策で南米にやってきて、森林を手作業で開拓しなければならなかった時代を思うと、私たちの開拓なんて機械もあるし、ほんとうに楽な方ですね。

この草刈り機は、実は2台目。

1台目は、パラグアイで売られている草刈り機の中でも、一番安い中国製の草刈り機を購入しました。

しかし、購入してすぐ、動かなくなりました。(さすが中国製)

近所の機械整備屋へ持って行くが、だいたいいつも日本円で400円から600円ほどで整備してもらって、エンジンがかかるようになっても、数日してすぐにエンジンがかからなくなる。

この繰り返し。そして、決して安くはない部品をまるごとブラジル製に取り替えるが、それでも、エンジンがかからなくなる。

移住してから数年間は、整備してもらうのに、一体いくらつぎ込んだことだろうか。。。

こうなるなら草刈り機のいいグレードのものを購入すればよかった。。。

整備代や部品代を追加すると、いいグレードの値段を軽く越えている。

もう、お手上げ状態。

そうか、日系人のお宅の物置に何台も動かない草刈り機が置いてあったのは、こういうことだったのかと、痛感。

ということで、2代目は値段がそれなりにするスイス製の草刈り機を購入。

エンジンをかけて、使ってみると、ある程度太いものでも切れるし、途中で突然エンジンが止まることもなくパワーがあって快適。

最初からスイス製かドイツ製を買えばよかった。。。

やっぱり、機械類も中国製は買ったらだめですよね。(日本に輸出される中国製品はグレードのいいもの、日本や先進国へ輸出できなかったハネ品だけを南米やアフリカに送ってきます。)

この草刈り機を整備屋へ持っていったのは今のところ1度だけ。

エンジンがかからなくなるが、ネジ?みたいなのを調整してもらったら、その後は快適になりました。

もし、パラグアイで草刈り機を購入しようとする人がいれば、草刈り機はスイス製やドイツ製がおススメです!

何度も書きますが、中国製はほんとうに役に立ちませんでしたよ!

中国製品を購入すると、壊れやすく再度購入しなおさないといけないことが多く、かえって日本よりも高あがりになるという感じです。

パラグアイなどの発展途上国ではない国での中国製品購入には気をつけましょう。

下記は旦那さんの意見です↓

日本製の草刈り機は部品が精密に作られすぎて、壊れないんだけれど、エンジンがかかりにくい。

ちょっとでも、ゴミがつまったら動かない、とても精密。

トラクターでもそうだけれど、みんなヤンマーやクボタがいいと言うが、ヤンマーは電気製になっているので専門の人でないと直せない。

外国でも、ヤンマーなどは人気ですが。

例えば、日本でイタリアのフィアットというトラクターがあるが、わりかし、安いし小型で購入したが、すごく大雑把でわかりやすい作り。前に行く、後ろに行くだけ、非常に単純。あとはアームなども簡単な操作ができるが、日本製は微調整が出来るが、反面壊れたら手にをえず、修理がきかない。

草刈り機は日本でも、壊れたらよく倉庫などにぶん投げてあるが、精密すぎて修理屋がめんどくさがって直せないことが多い。

日本製はいいと言うが、精密で直しにくい。

外国製は、大雑把で直しやすい。

なんでも日本製がいいかといったら、俺はそうは思わない。

日本製でパラグアイに来てすごいと思ったのは、やっぱり家電かな。

逆に精密を家電には要求されるから、No,1だと思う。

でも、車とかは最初から壊れるものだと思って作らないといけないから、フィアットとか外国製の方が直すのが楽じゃないかな、と俺は思う。

これはあまりあんまりない意見かもしれないが。

日本に居た時も、スイス製かドイツ製をつかっていたよ。

ほかのブログとか見ていると、すべての日本製がいいという感じにしか聞こえない。

例えば、和牛の霜降りがいいとか、日本の和牛がすばらしいと言うが、こちらのロミートと言われるひれ肉を食べてみると、肉の旨味がある。

でも日本の和牛はおいしいけれど、軽い感じがする。

そして、ニュースで和牛が世界で認められたというが、こちらに来て思うのは、日本人は舌が繊細ですが、外人は舌が結構にぶい感じがする。

和牛がおいしくても、「ただの油じゃん!」ってなると思う。

こっちの人は油を好まないし。

その典型が鶏肉。

こっちの人がおいしいよと言って、焼いた鳥の足を差し出してくる。

食べてみると、ゴム。。。美味しくないし、硬くて噛めない。

うーん、味音痴にしか思えない。

レタス売りでも、レタスと言えば緑しか買わない。

紫のレタスなんて、見た目だけで買わない。色で決めちゃってるし。

味音痴の人に物売ってどうするんだろう、つまんねーなって感じ。

レタスなどの野菜を売っていたけれど、これからは、自家菜園だけの野菜で終わろうと思う。

味がわからない人に自然農の野菜を売っても、あまり値をわかってもらえない。

地球を耕す。地球に感謝しよう。

今回買った土地も、売主からの感謝の念を受け取っていなくて、今まで一生懸命作物を育ててきたのが、投げっぱなしで寂しがっていてかわいそう。

この土地にちゃんと挨拶をしようと思う。

これからは買った土地に対してごめんね、ということで奉仕をする農業をしようと思っている。

楽しい農業をしようと思って考えている。

例えば、野菜の中に花畑があるとか。

それにしても、一町の広さって、思っていたよりも広い。。。

草刈りの道のりは長い!