海外在住だからこそ考える!日本の貧困とは?

*世界の動向*

海外在住だから、なおさら日本のニュースはチェックしますし、日々日本のことを考えます。しかも、日本に住んでいたときよりもよく考えます。今回は、日本の貧困について考えてみましょう。

日本で貧困!?まさか考えられないと思うかもしれませんが、今の日本では食べていけなくて困っている人たちが大勢いるようです。

昔の貧困、現代の貧困

ニュースで貧困世帯だと言われる人たちの姿をみると、一見普通に暮らしているように見えます。

現代の貧困は物が溢れている中での貧困なので、昔の物がなかった時代の貧困とは様子が違うようです。見ていると手料理をあまりしないようで、うどんやインスタント食品の日々、、、確かに近所のスーパーやお店に行くと安くて簡単に食べれるものはたくさんあります。

働いて忙しいから料理をできないのでしょうか。

本当に手元のお金がなくなったとき、電気、水道、ガスのうち、支払わなくてもどうにか生きていけるのはどれでしょう。

最初にガスを止められても、今は電気でお湯を沸かすことができます。水と電気さえあれば何とかなる。この水と電気を使って貧困家庭は何を料理する?

お湯があるからインスタント類が多くなってきます。

子供のころは

母さん、うちのガスないんだー。金をいくらか貸してくれないかなぁ

と、近所の人から相談されることは多かったです。

今回は貸せないよ!

すみません

と、借りられないで帰って行き、またやって来ます。

母さんお願い。今度は電気が止められた!

まずガスが止められ、次に電気が止められ、土下座して「お金を貸してくれ」と来ます。ガスは止められても我慢します。でも電気を止められたら「何が何でも払わないと」と言います。

昔はお金がなければ、自分で畑をやったり牛などを飼ったりして自給自足したり、お金持ちのところでご飯をごちそうになってきたり、魚を釣ってきたり、おかず屋さんの前で何かもらえないか待ってみる、野草を探す、誰かの畑の作物をこっそりとってくるのは日常だったそうです。

お金がなくても食べれるものを得る手段はたくさんありました。

自分から貧困になる環境へ飛び込む!?

現代の貧困の子供たちがラーメンをよくすすっているのをみるのは、もしかしてガスが止められているんじゃないのか、、、と思います。自分自らが貧困になるようなところへ飛び込んでいるようにみえます。

パラグアイの田舎にいたら、国民年金で食べていけるよと言えますが、さすがのパラグアイでも首都のアスンシオンに住んだら、家賃代はたぶん国民年金の値段では足りません。田舎に住んでいる人がそういう環境に飛び込んだら、貧困になってしまい食べていけません。

日本でも貧困と言いますが、じゃあ田舎に行けばいいのではと思います。田舎に行けば空き家はたくさんあるし、土地もあるし、種をばら撒けばど素人でも畑ができます。近所づきあいをすると必ず何か食材や手料理を持ってきてくれます。

こんな感じで田舎は何とかしてくれるところですが、都会はお金がないと誰も何もしてくれません。

貧困だと言われている人が住むアパートをみてみると、結構良いところに住んでるじゃん!って感じました。私らの子供の頃の貧困は家が傾いているし潰れちゃうんじゃないか、ドアはないし、という状況でした。

でも今の貧困は違いますね。還暦になった俺が思うに今の人は自らが貧困になる場所を探して飛び込み、居ついているように見えます。ちょっと田舎に行ったら、ちょっと自分で頭をひねったら貧困から脱出できるのになぁと思います。

環境を変えるということ。

確かに国民年金をもらって東京にいたら、どうにもなりません。場所を変えて、パラグアイなどの外国の田舎へ移住、世界中に日本人はいますから行ってみて下さい。

でも物はちゃんとあるの?

とよく言われますが、認識が足りないよ!物の質が良いか悪いかは別として、世界中に日常で使うものは大体あります。アフリカに行ってもどこに行っても、それだけ、世の中は物で溢れている。例えばうちに来て、所変われば「えー!この年金が半分貯金にまわっちゃうの?」ってなります。

だから、もっと日本人は情報を手に入れましょう。「こういうふうに暮らしている人もいるんだー」と感心します。パラグアイは貧しい国と言われますが、田舎では自給自足している人が多く、牛や鶏などの動物を飼ったり、畑をやったりしてお金自体がそれほど必要がないと感じます。

最後に☆

今やネット上であらゆる情報があがっているのですが、お年寄りや貧困の人など、知らなすぎです!

若者たちが、NPO法人で世界の情報を貧困家庭に提供する、というのを立ち上げたら面白いなと思います。その情報にふれたら、1人2人は「面白いなぁ。そういう考え方もあるのか。」と思うはずです。

貧困の人は自分がなぜ貧困なのか分からなくなっちゃうのです。

他人の一言で自分の貧困状態に気づくかもしれません。私が昔貧しかった頃、この貧困をなんとかしないと、毎日頭の中は金しかなく、歩いていても金、この辺にお金落ちてないかな、自販機の下が気になってしょうがないくらいにまでなった経験があります。

ぜひネットから情報を仕入れましょう。現実世界でお金のことばかり言っていると、入ってきません。気持ち的にも余裕がないお金はと入ってこないですよ。