8月も終わりが近づき、、、パラグアイの冬も終わりを迎えようとしています。今年はかなり寒かった。。。寒い日は表は誰も歩いていませんし、暑い日も誰も歩いていません。笑。でも最近、暑くなってきました。基本的に寒いか暑いかのどちらかの日、なのがパラグアイです。9月は春になるので、これからいろいろなお野菜ができるし、花や観葉植物、ハーブを増やすのにはいい時期になってきました。パラグアイでも春の訪れは嬉しくなってきます!
さて、今回は海外へ移住すると誰もが考えてしまう、本当の日本人とは?について考えてみたいと思います!
パラグアイへの移住、今と昔。
80年以上前、戦前の初めて入った移住者は希望に燃えていました。「日本人として、日本国のために開拓して母国を助けよう」という気持ちがあったみたいです。また、「日本に居るよりは移住したほうがまだ食べていけるんじゃないか」「一山あてて財産を作って日本に帰ろう」ということで来た人もいるみたいです。大まかな考え方は日本の国のために移住をして、「日本人として誇らしく生きていこう。何らかの形で日本を助けよう。」これが移住だったみたいです。
ところが、それから何十年も日本から直接の移住者はなく、私たちが移住してきます。私たちの移住は全く逆で、「もう日本はダメだ、子供が少ないし夢も希望もない。」日本国を助ける為に移住しておらず、むしろ、日本人として日本の国で生きていたら日本人でなくなる!と思いました。移住して数年経っても昔移住してきた人たちからすると「何であんないい国からわざわざこんなところへ来たんだ」とか「どうせすぐに日本に帰るでしょう」とずっと言われ続けています。ここが昔移住してきた人たちと、私たちの移住が違う点でギャップと言いますか、理解が出来ていません。
今の日本人は西洋かぶれといって、アメリカやヨーロッパがすべて正しいと思うような国、日本の文化を重んじないような国になったと私たちは思いました。沖縄の現状をみたときに、沖縄やアイヌの人たちは日本人より下の扱い、どうしてこんなにいじめるのかと思っています。
歴史的にみる日本人の起源
歴史的に言うと、、、2500年前に中国の呉という国から戦争に負けて九州に入ってきました。(呉というのは長江の下流の地域の人たち)この時に、米と同時に味噌、納豆、しょうゆ、漬物なども伝えられました。この人たちが俗に言う弥生文明といわれるものをつくっていくのだろうと思います。この人たちが九州から米作適地を求めて有明海から船で瀬戸内に入り、大阪、静岡まで勢力をのばしていきました。そのために、西日本住民の人たちがこの血の流れの人が多いようです。
そして、4世紀に入り、朝鮮半島から日本へ、女真族(満州族)がやってきました。これは、唐と新羅の連合軍に百済国が負けて日本に逃げてきたのです。百済国というのがこの女真族の人たちだそうです。この女真族というのは騎馬民族で、養豚、農耕もやって、文化的にとても進んでいました。この人たちは秦の始皇帝の末裔であるので、秦氏(はたし)という姓名を使っていました。この女真族というのは日本のほかに、北朝鮮へも女真族が多いらしく、これはマスコミでは報じられていませんが、どうも韓国人はオロチョン族と言って北朝鮮とは根本的に民族が違うようです。だから、北朝鮮と日本はどこかしら接点があるのかもしれません。今回、北朝鮮による拉致事件は長い間の問題になってきましたが、同じ民族と言うことで日本人が狙われ拉致に繋がったのかもしれませんね。私たちの感覚では韓国と北朝鮮が同じ民族だと思っていたのですが、いろいろな文献を調べてみると、日本との繋がりが強かったんだなぁと思いました。北朝鮮も分かっていてやっていたのかは分かりませんけどもね。
本当の日本人とは蝦夷と呼ばれる人間なのでは
なぜ歴史をあえて書いたかと言うと、本来の日本人というのは蝦夷の人間だと考えています。沖縄の人たちやアイヌは俗にいう蝦夷(エゾ)の人間だったのだろうと私たちは思います。私たちは沖縄の方の人間がアイヌ人になったと考えています。でも、日本の歴史的文献ではアイヌ人は北方から降りてきた、そしてアイヌになった、沖縄とは関係ないと論文に書かれていますが、私はこの文献には異を唱えたいと思います。北海道にも沖縄にも住んでいたから良く分かりますが、北方から来た人間があんなにけむくじゃらになる必要がないのです。寒い地方にいて毛深くはなりません。なぜなら、寒いので毛穴を小さくしないと体が持たないからです。暑いと毛穴を開いて汗を出します。私はアイヌ人は沖縄と同類であると考えています。
日本人とは何かという確信に向かいますが、今言われている日本人とは中国と混じった人たちが本州の人間ではないでしょうか。だから沖縄のうちなーんちゅ、アイヌの人々、蝦夷と言われた人々を迫害したのでしょう。自分たちはよそ者だという認識があったからこそ迫害した。こんなのは当たり前のこと。今こそ日本人は、私たちは何であるかという認識を考える必要が出てきました。パラグアイにいて、常日頃から一番考えるのは日本人って何だろうと、自分自身に問いかけています。海外に住んでいるとより「日本人であること」を実感します。日本の起源をずーっと調べていくと上記した事柄が出てきます。
つまり、今の日本人は弥生時代からは中国と混ざった人間と言えます。それ以前の「縄文人は日本人」であり、弥生人からは移住民族の日本人になった、混血が進んだというより迫害して、中国の呉や秦の人間の血をそのまま受け継いでいる人間がたくさん居るのではと思います。だから歴史上、韓国と中国、日本の仲が悪くならないといけない、もとが同じ民族だから結束されては困る、これが欧米が考えた政策です。とにかく仲が良くならないように色々な政策をやっていく。これに関してそんなことはないと言う方がいらっしゃれば、もう一度しっかりと自分で調べ物をしてください。日本の教科書だけを読んでそんなことはないと思う人は、教養人とは言えません。自分でネットでもいいですし図書館へ行って書物を調べなおす、それが教養人です。学校の本の知識だけであれこれ考えるのは、浅はかと言いますか、世の中にはたくさんの説があるのでいろいろな説にぜひふれてみてください。
日本人ってどんな姿だったっけ?
向こう三軒両隣、お互いに助け合って生きていく、自分自らの利益は考えない、人が幸せになるためだったら一生懸命やりましょう、というのが本来の日本人である。それがいつしか欧米的な考え方が入ってきて、お金主義、自分さえよければ良い、そんな個人主義になっていったのしょう。なによりも今の日本人は本当の民主主義でなくなりました。今の日本は共産主義というか全体主義、少数派の意見には耳を傾けず無視し、同じ意見でなければならず、言うことを聞け、従いなさいではないですか?本来の民主主義というのは一人ひとりが自由に物事を考えて、自由に意見を言っていい、少数の意見にも無視をせずにきちんと耳を傾け、その考えを尊重してともに共存していこう。
世界の国々をみた時にどこに本来の民主主義の国がありますか?どこの国も、全体主義、会社の言うことには従え、国で勝手に決めたからその法律に従え、税金はこう決まったから払え、それに対して「はい、わかりました」と大人しい民族なりましたよ。日本人は日本人でなくなったのです。だから、私は本物の日本人を探しています。日本人はこんな民族ではない、私はそう信じています。