パラグアイのおトイレ事情☆

今回はおトイレにまつわる話を書きますね☆

街中はほとんど水洗トイレ、上にあるタンクの紐を引っ張り流します。そしてこのタンクは壊れやすいです。中のゴムがうまくかみ合わなくていつも水が流れっぱなし、タンクにひび割れがおきて水漏れ、管のつなぎ目から水漏れ、どこのお宅もこのタンクの不具合を経験していると思います。このタンクは９００円くらいします。消耗品なんだとあきらめて１年～２年に１度取り替えている、引越す度に必ず取り替えるはめになっています。プラスティック製なので寒暖の差（とくに暑さがすごい）で割れやすいのでしょうね。

お出かけのときは。。。

スーパーやお店にあるトイレは無料で使えますが、ちょっと前まではバスターミナルや街中のトイレを使わせてくれるところは一回２０円でした。その２０円（１０００グアラニー）を払ってトイレットペーパー一回分をもらって使います。でも、最近はバスターミナルは完全に無料になりました。だんだんと無料トイレが増えつつあります。

ここコルメナで公園の公共の誰でも使えるトイレなんてありませんでしたが、最近公園に公共のトイレができましたよ。変わりつつあります☆

やっぱり日本ほど綺麗なトイレは未だに見たことありません！

どこに行っても日本人から言わせると結構汚い。トイレットペーパーは備え付けておくと誰かが持っていってしまうので、ほとんど置いてありません。出かけるときはいつもトイレットペーパーを持ち歩きます。そして、多くの国でそうだと思いますがトイレットペーパーは水に溶けるものではないので、流せません！日本と比較すると、日本はトイレが綺麗だし、トイレットペーパーはいつもあるし、そんな当たり前だと思っていたこどが、今思えば逆にすごいことだったんだとしみじみ実感しています。

パラグアイ人のおトイレに関する感覚とは。。。

トイレの神様がいるといわれるくらい日本人はトイレとキッチンを綺麗にしていると思います。パラグアイ人の家へ行くと、朝はパンに甘いミルク、昼と夜はアサード（焼肉）、マンディオカ（芋）、スープやパスタを煮たりして、キッチンは綺麗です（あまり使ってないからかも？）。でも、トイレ借りるねーとおトイレへ行くとかなり汚い。日本人はトイレはスリッパを履き替えてトイレに入りますよね？パラグアイ人はトイレへ土足で入っていきすぐに汚れていきます。もしかしたら、シモのことは頓着しないのかもしれません。パラグアイ人の女性はパンツが見えてもあまり気にしない、むしろ見せているんだと（ぉぃ）言っています。トイレも隠すというものではないようです。その辺は深く聞くことが出来ないので私の推測ですがそんな感じがします。

田舎のパラグアイ人宅へＧＯ！

ラ・コルメナも田舎ですが、もっと田舎の友人の友人宅へみんなで行ったことがあります。小さな山や川があって家がぽつぽつ建っている平和でのどかな感じのところでした。おトイレ貸してねー、とおトイレへ行くと、水洗ではなく穴が掘ってあるようで、、、ぇっと、、、（汗）トイレを囲う２面以外は木がなくてとっても開放的！誰かの視線を感じます。。。たくさんのニワトリさんが駆け回っていました。親族みんなで暮らしているので、見られてもあまり気にしないのでしょうね。

おトイレ作り！

トイレを自宅に作るときは、下水道も下水道処理施設もないので大きくて深い穴を掘ります。それがまたすごいなーと感心するのがおじさんがスコップで綺麗な円形に、最後は梯子を入れて大きな穴を掘っていきます。内側の壁面にレンガを積んでトイレの排水管をつなげ空気穴をつけ、上部をセメントでふたをして土をかぶせたら終わりです。日本でこういうことをしたら、しょっちゅう汲み取りに来てもらわないといけないのでしょうが、ここでは土が砂地ですぐに水分が浸透していきますので、たまの汲み取り、場所によっては汲み取りを一度もしたことがないと言っているお宅もありました。

予期せぬハプニング！

私は街中の２件目の家に引越してすぐのとき、一度この空気穴からトイレのものがあふれ出てきたことがあります。それはもう、地獄絵図でした。笑。近所の人に相談したら年に１度ほど近所同士で誘い合って、他の町から汲み取り屋さんをみんなで呼ぶんだそうです。そして、みんなで呼ぶと安くなるそうです。丁度我が家周辺では先日来たばかりだったようで、別の排水用の穴へ通す作業をして事なきを終えました。