南米パラグアイの車事情!No,2【タイヤの空気が驚くほど抜けていく…】

*【南米パラグアイ】生活情報*

南米パラグアイへ移住したふくろうの知恵袋です。

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さて、今回も、車のこと、書いていきます。

パラグアイではとにかくタイヤの空気が抜けやすい

車を運転していて思ったことは、とにかく日本よりもタイヤの空気が抜けやすいということ。

中古の日本車を購入したばかりのときで、日本製のタイヤの空気圧をきちんと見ているはずでも、100キロも乗らないうちに前輪タイヤの片方の空気が抜け、前輪タイヤの両方を新品に取り替えました。

真夏になるとパラグアイは40度越えの日々が続くときもあり、アスファルトはさらに高温に熱せられ、そこを車で走るとタイヤがもたないのでしょうね。

車庫に駐車したままでも、朝晩は涼しく、日中は猛暑の中で寒暖差が激しいので、タイヤのゴムが膨張したり縮んだりしていくうちに、ホイールとタイヤとの間から空気が抜けるようです。

昔のタイヤはチューブ入りでしたが、今のタイヤはチューブが入っていないので、タイヤの形が歪んだら空気が抜けてしまいます。

それと、パラグアイでは舗装されていないガタガタ道が結構あり、その衝撃でタイヤの空気が抜けやすいようです。

現地の人いわく、一か月に1回はタイヤの空気を確認して入れた方がいいとのこと。

この間久しぶりにタイヤの空気圧を確認したら、数値が2,2キロ入れないといけないのだが、1,7キロまで減っていて実感しました。

パラグアイの車の窓はどれも真っ黒。

パラグアイに来て思ったのは、どの車の窓も真っ黒で中が全く見えません。

多いのは前面のガラスは真ん中の3分の1の部分だけが透明で見えるだけで、その上下は真っ黒なフィルムが貼られています。

側面のガラスと後部のガラスも、ほとんどの車で黒いフィルムが貼られています。

車に乗っている人からは外が見えるけれど、外側の人からは誰が乗っているのか全く分かりません。

車を購入したばかりのときは、日本の薄い色のフィルムが側面のガラス2面だけ貼られ、あとは何も貼られていない状態でした。

↑作業前はガラスがまだ透けて見えます。

その状態でパラグアイの真夏の炎天下の中を走ってみたら、窓からの直射日光が強く、暑さがガンガン入ってきて、エアコンをいくら強くしても全く効かず、車内は暑くなるばかり。

日本で貼られていたフィルムでは、色が薄く、パラグアイの灼熱の直射日光を遮ることができず、全く役に立たず、暑さが皮膚に刺さる。

ということで、うちも早速、車の購入からの帰り道に、日本みたいにフィルムだけを売っているところが見当たらないので、フィルムを貼ってくれるお店に寄って、窓ガラスに日差し除けの真っ黒な濃いフィルムを貼り付けました。

今回貼り付けたうちのフィルムはアメリカ製のものらしいが、フロントガラスの上3分の1の部分と側面と背面の全部貼り付けて、日本円でだいたい5000円~6000円くらいでした。

こちらではフィルムを専門につけてくれるお店があって、そういうところに頼むのが一般的みたいです。

↑先客がすでにいて、狭い店内に車を入れてフィルム貼りの作業をしていました。

↑うちの車もさっそく貼ってもらいました。

終わった後に車内をのぞくと、マットに作業をするためのドライヤーを置いたのでしょう。

マットが黒く焼け焦げていました。そういうだらしないとこ、パラグアイではたくさんありますね。

日本では禁止ですが、パラグアイではフロントガラスもぜんぶ真っ黒のフィルムで貼られており、表から見たらほんと誰が乗っているか分からない車はよく見る。

日差しの強い昼間なら前面のガラスが真っ黒でも見えるが、夜はこの黒いフィルムのお陰で、外がはっきりと見えなくて非常に危険です。

さすがに、フロントガラスを全部真っ黒にすると私は危険だろうということで、前のガラス3分の1の上だけをフィルムで貼って、残りの3分の2はそのままにしました。

それでも、夜は黒いフィルムのお陰で背後や側面が見えづらく、運転が危険です。

パラグアイ人に理解してもらえないコンパウンド入りのワックス

パラグアイに来て、未だにどうやって手に入ったらいいのか悩んでいるのは、コンパウンド入りのワックス。

車関係の部品を売っているお店の人に「車の表面の傷を目立たなくするために、補修したいから、コンパウンド入りのワックスが欲しい」と言うと、どのお店もただのワックスを出してくる。

「そうではなくて、車の傷を消したいんだ。」と言ったら、「そうだよ。このワックスで傷が消えて輝くよ。」とのこと。

だめだ。話にならない。。。

ただのワックスで傷は消えないから!

コンパウンド入りのワックスの情報は見つけたら追記します。

とりあえず、ただのワックスを塗って、拭き取る作業をしました。(今の日本だったら、こういうクリームタイプの作業は高級車にしかやらないだろう)

車関係のものはすべて自分で用意しなければならない

日本のように、ガソリンスタンドで、「ボンネット開けてください~」と言われることは絶対にありません。

自分でオイル点検などをし、自分で車のオイルやラジエーター液などのボトルを一通り購入して揃えなければなりません。

オイル点検や交換は自分でできなかったら、お金を出せば車の修理屋さんがやってくれます。

車関係のものは一般的にどこでもあります。

最後に

日本では黒塗りの車は誰が乗っているのか分からないし、怪しい感じがしますが、パラグアイでは、黒塗りにしないと、真夏の日中は暑くて暑くてどうにもなりません。

でも、夜の運転は本当に危険で、はっきりいって何も見えない感覚に陥ります。

パラグアイで道を歩くときは、車を信用しないで(いきなり突っ込んでくることもあるので)、端を歩いていても、いつも周囲を注意して見るようにしましょう。

大多数の人間は、教習所なんて行きません。10分程度で免許証がもらえるのですから。