南米パラグアイの通貨「グアラニー」の解説!

*【南米パラグアイ】生活情報*

パラグアイのお金持ちとは?

パラグアイは「貧乏だ~貧乏だ~!」と言われ続けています。おおかたは貧乏ですが、パラグアイ人でお金持ちは存在します。

それも、日本よりももっと莫大なお金を持っている人もいます。

例えば、パラグアイの田舎に住むお金持ちは何をするのかというと、年に一度、飲み物・お菓子・おもちゃなどにすべて出資し、子供たちのためにパーティーをひらいたり、貧しい地区の子供たちに向けて古着や食べ物を届けたりします。

中には、貧しいと言われている地区に学校を建て、毎週学校をひらき、食べ物や物を自費で配っているパラグアイ人もいます。

こういうお金の使い方は「生き金」、すばらしいなぁと思います。はたして日本人でこういうことをやっている人は、どれくらいいるのでしょうか?

お金持ちは周りからもお金があると認識されて、強盗などに狙われるんじゃないかと思われますが、こういうふうに、地元の子供たちや貧しい子供たちに貢献するところを見せることで、強盗を防ぐ効果もあると思っています。

こういうふうに無償で地域に貢献しているお宅に、強盗は入れないでしょう?

パラグアイ人の年金

パラグアイにも年金があります。

日本みたいに事前に年金を支払う必要はなく、必要な書類をそろえて申請し、年金額は月50万グアラニー(1万円ほど)もらえます。

パラグアイ国籍をもつ人だけが、パラグアイの年金の申請をできます。

私たちみたいな日本国籍はもらえません。(日本では外国籍でも年金の支払いと需給ができることに驚きました)

私たちからすると「月に50万グアラニー(1万円ほど)なんて、ちょっと安いなー」と思ってしまいます。

しかし、おじいさんおばあさんがパラグアイの田舎で住み、食べていくぶんにはこの金額で大丈夫だったのでした。

パラグアイの年金受給を申請すると、人が自宅を視察しにやってくる

パラグアイ国籍を持っているからと言って、誰でも年金が受給されるとは限りません。

街中で立派な家があり裕福そう、自宅でお店を開いている、親族がお金を持ってるなど、、、

年金を受給しなくても食べていけそうな人には、年金は与えないそうです。

逆に、家があまり立派ではない、子供もいない、身内や親族がいない、本当に困っているお年寄りには年金を出します。

パラグアイのこういった点では、政治体制が細かい所まで、いきとどいているように感じています。

いくら「お金に困っているから年金が欲しい」と言っても、人が自宅へ視察しにきます。

見た目が裕福そうでも、実際に視察がきて、事情によってはお金がないとダメだと判断されることがあります。

細かいところまで手が届く!実際に人が歩いて年金視察に来て判断される、というのは進歩的なものの考え方だなと思います。

日本人って家や人の見た目が貧乏そうでも、実はお金があってたくさん貯金していたりしますよね?

パラグアイ人は貯金をするという感覚がないのです。

なので、家へ年金の視察のために見に行っても、その人の生活、お金の現状をありのまま見せてしまう状態になり、査定しやすいのでしょうね。

日本では同じように査定したくても、裏金を隠している可能性もありますので、なかなか査定できないかもしれませんね。

パラグアイでは 一人ひとりに寄り添う行政、っていう感じがします。

ここらへんは日本も反省すべき点があるのではないでしょうか?

国はもっとこまめに現地を見て歩くということをしないと、ただ単に数字だけ、書類だけで判断し、「あげられません」とかが多いと思います。

ここはパラグアイを見習って、行政の人は自分の足であるいてみて、現地の状況を見てあげるということを心がけてほしいですねぇ。

パラグアイ人はお財布を持つ?持たない?

日本人はお財布を持ち歩きますよね?中には、財布をもたず、裸のままお札を持つという人もいますが。

実は、パラグアイ人をよく観察していると、あまりお財布を持って歩いていません。

使う予定のお金を裸のまま手に持ち歩き、そのまま買い物をする人が多いです。

日本人の私たちからしたら、「お金がいくらあるのか、周りにばれちゃうのでは?」と思いますが、そこは堂々としたものです。

パラグアイ人同士だからなのでしょうか?

パラグアイの田舎でもVISAカードは効く

パラグアイは貧乏国だけれど、田舎のスーパーではビザカードが効きます。

だいたいどこの町のスーパーでも使えるところが多いですが、個人商店でビザカードを使えるところは少しずつ増えてきているものの、田舎の個人商店ではあまり使えません。

日系人の冠婚葬祭費用とは

日系人同士の冠婚葬祭の際に包んでいくお金は、一体いくらがベストなんだろうと思っていました。

例えば、日系人移住地のラ・コルメナでお葬式があったとします。

親族だとまた変わってきますが、親族でない場合だと5万グアラニー(1000円ほど)から10万グアラニー(2000円ほど)。

日系人移住地ラ・コルメナは、他の移住地の中では特殊な街であり、戦前に日本人がパラグアイへ初めて入植してできた街なので、年数も長く、パラグアイ人と混じっている街として、パラグアイでは知られています。

他のピラポ移住地やイグアス移住地などは、日本人だけで作ったという感じの街です。

そこに「最近パラグアイ人もぼちぼち入り込み移り住んできて、嫌だよねー」という声が聞こえてきます。

そういうこともあって、他の移住地では日本を基準にしているのかな、と思うくらい、お葬式の値段は日本並みです。

そうすると、日本だと1万円以上、、、パラグアイの他の移住地も負けずに最低でも6000円や7000円は入れるよという感じです。

パラグアイ人から考えると、ものすごい金額なんです。

はっきり言えば、電子レンジを一つ買えるくらいの金額を入れてしまいます。

日系人移住地ラ・コルメナから、他の移住地へ移住して行った人がぽつんと言ったのは、「何もかもが高いよ。ラ・コルメナの10倍はするかな。付き合い費もかさんでくるし」とのこと。

田舎と都会の通貨価値の違い

私はパラグアイの田舎に住んでいます。

田舎に住んでいると、ひと月の生活費は約4万円ほど。

なので、年金受給者でも贅沢をしなければ、食べていけると思います。

何かの用事でアスンシオンなどの都会に出ると、田舎と都会ではつくづくお金の価値観が違うんだな~と実感します。

アスンシオンなどの都会や、他の日系人移住地では、田舎と比べると10倍高い感覚になります。

例えば、都会では100.000グアラニー(約2.000円ほど)の紙幣は田舎へ行くと10.000グアラニーの紙幣と同等の価値の感覚を持っている感じです。

なにせ、都会では日本の東京並み、ひと月30万円ほどないと、食べていけません。

しかし、田舎では3~4万円ほどで食べていけるのです。

お金の価値観は約10倍違ってきます。

まとめ

パラグアイの通貨「グアラニー」にまつわることを書きました。

パラグアイのお金持ちは、地元へ貢献することにお金を使うということに、日本人だと驚くかもしれません。

とくに子供のための催し物は頻繁に開催されている感じがします。

給料が入ったら、みんなぱーっと使ってしまうパラグアイ人、というのにも日本人だと驚くことでしょう。

お金がなくなっても田舎なら果物の木や畑があるから、どうにかなっちゃうんですね。

パラグアイは貧乏な国だと言われていても、年金に関しては支払い制度がなく、本当に困っているお年寄りにはきちんと受給されます。

お金に関して、日本人はパラグアイ人から改めて学ばなければならない点がいろいろ出てきたのではないでしょうか?

著者⇒マリ