【南米パラグアイで家を建てる☆】電気の延長工事編

*新天地開拓日記*

南米パラグアイへ移住したマリです!

新しい土地に、電気が通って・・・なかったんです。。。

高圧電線は道路沿いにあるけれど、これから変圧器を設置して家庭用の電気に変える(約60万円ほどかかる)か、お隣のパラグアイ人の家が130m離れていて、そこから延長してくるか。。。

はぁ、またやっかいですなぁ・・・。

私が大工さんから聞いたのは、延長工事をするのに、ANDEという電力会社を通して正式にやってもらうと、2~3ヶ月かかって遅いけれど、130mの延長のうち一軒につき25mまでタダにしてくれるとのこと。

・・・ということは、何軒か「電気を延長して欲しい!」という人を集めれば、もっと安くなるということなのか。

この政策は貧困層のためにやっていると聞きましたが、私たちはこの町ですでに貧困層登録されているので、問題ありませんね。

詳しくはこちらの記事↓

海外で人生初めての裁判事件!?パラグアイ人から訴えられた私。

貧困層がここ田舎ではかなり大きいと言われる家を建てるんだもの。

貧困層でも家を建てられるんですね。

ははー。

向かいの土地を持っているパラグアイ人の牛乳屋のおじさんをつかまえて、この件を話してみると、「いつかはこっちの土地に家を建てたいと思っているから、ぜひ協力する」とのこと。

「ただし、お金は一銭もないから、延長工事を私が支払ってくれるかわりに、私の家に木材を提供する」とのこと。

私は「いいよ。」と一つ返事をしてしまった。

もう一軒は、この家から電気を延長してくる予定の、隣のパラグアイ人の一家も「電気メーターをつけたい」と申し出てきた。

ここでちょっと疑問府が。。。??

お隣はすでに電気が家に引いてある。

じゃあ、どうして電気メーターをつけたいと言い出したのか。

私が推測するに今まで(たしかここへ越してきて10年ほど経つと言っていたような・・・)電気メーターなしで家庭用電線を延長してきて、タダで電気を使用してきたことになります。

そこで、私たち一家が隣に家を建て始め、さすがに電気メーターがないとヤバイ!罰金になるかも、と思ったのか、電気メーターをつけたいと言い始めたようですね。

何年も電気メーターなしで生活してきた、すごぃツワモノだな。

これで三件分、約75m分の延長は無料になるはず。

調べまくった結果、土地の書類と身分証明書のコピーと土地所有者の本人を持参して、ウブクイという隣町のANDEの会社へ向かって、手続きしないとならないことが判明。

とりあえず、電気は家の工事をするのに必須なので、早めに手続きしよう!ということになり、私の車でみんなを乗せて行くことにした。

パラグアイ人とともに珍道中

三軒一緒に日時を約束し、私の車で一時間ほどの電力会社へ向かう。

牛乳屋のおじさんを乗せた瞬間・・・車に充満する牛臭さ。。。

おじさんは仕事柄、完全に牛のウンチの匂いが体に染み付いた模様で、すごい牛の匂い。

仕方ありませんよね。仕事ですもの。

でも、牛のウンチって人間の体に染み付くんだな、って勉強になりました。

私の子供たちは図体の大きいパラグアイ人に圧倒され、大人しく私の膝に座っていました。(えらいぞ我が子)

書類や身分証明書のコピーは地元の町で済ませたのだが、そのコピー代すら牛乳屋のおじさんは支払うことができず、約束どおり私が支払いました。

それに便乗し、お隣もお金を要求してきたが、私が「あんたのところは関係ないだろ!?このおじさんは延長代をうちがもつ代わりに、木材を提供することになってるんだ!」と言ったら、なぁんだ、だめだったか、と諦めていきました。

車で一時間ほどかけて隣町へ。

ANDEの電力会社の看板が見当たらず、地元民に聞いてもなかなかたどり着けなかったが、ある建物へ入っていくことに。

看板がなにもない。

普通の民家だった。

中へ入っていくと、風が強い日にはずしたのか、ANDEの看板が家の中へ置いてある。

・・・家の中に看板があっても、しかたないだろ!とつっこみたくなったが、地元民にとっては、看板なんてなくても誰もがこの場所を知っているのだろう。

広い室内の中には、椅子と机とパソコンとパラグアイ人の女の人が一人いるだけ。

・・・本当に大丈夫か!?と思ったのだが、、、

いろいろ話していくうちに、電気延長の申請の受付をするとのこと。

私の身分証明書を提出し、延長の長さや住所をパソコンへ記載していく。

その女の人いわく、「電気を延長したければ、なるべく多くの延長した人の署名を集めれば、より早く工事をしてくれる。もしくは、会社がやると時間がかかるから、個人で電気の延長をANDEの職員にお金を払ってやれば早く済む」とのこと。

また時間がかかりそうだな~。

お隣のパラグアイ人は自身の電気メーターの申請をし、私の電気延長作業の署名には結局は加わってくれなかった。(結局この人が来た意味がない。私が利用されただけで終わったのであった。)

・・・牛乳屋のおじさんは署名してくれて、受付の女の子いわく「この書類をもっと大きい町へ提出してから、また連絡する」とのこと。

とりあえず、電気延長の申請が終わった。

電気の申請が終わり、数週間がたったある日、ANDEの職員だと言う人が我が家へ尋ねてきた。

ANDEとして電気の延長をするものだと思っていたら、確かにANDEの職員ではあるが、ANDEとして電気延長するにはまだまだ時間がかるから、私が延長するからもっと早くできるよ、とのこと。

要は、公共の電気の延長できる資格の持った人が電気の延長をすれば、早く電気が繋がるけれど、値段はかかる。

ANDE会社として電気延長すると、何ヶ月もかかるが、一軒につき25mまでタダになる。

うーん。。。やっぱり電気接続をするまであまり待ってられない。

じゃあ、お願いすることにしました。

このANDEの職員がしきりにアピールするのは、「私は日系人の○○の家の電気もやったことあるし」と、しきりにいろいろな日系人の名前を言う。

うーん。本当に大丈夫かな、、、?

そして、電気延長にかかる電柱、ケーブル、人工代などのトータルの値段を聞くと、12万円する。。。

高い・・・高すぎる。。。しかし、相場も分からないし仕方がない。

その内訳をよくよく見てみると、ケーブル代などいろいろかかってくるが、この人は値段を言うときは、長い時間をかけず、他の日系人の話ばかりをする。

そうやって、信頼を得ようとする戦法みたいだ。

結構、要注意人物かもしれない。

旦那はスペイン語が分からなくても、そんな私の雰囲気を見かねて、かなり気に食わない様子。

・・・でも、電気がないと工事も進まないし、一か八かこの人にお願いすることに。

材料費など準備しないといけないから、前払いでまず6万円ほど欲しいとのこと。

・・・苦渋の選択で、一か八か信頼することにして、「えぇい!」と、現金を手渡す。(普通は前払いで大きい金額を渡すのは、おススメできません)

案の定、現金だけ持っていって、なにも仕事をしないというパターンになるかと思いきや、ちゃんと材料を集めて翌週に電気の延長作業をしてくれた。

道路沿いの電気を延長するために木々を切り、ココナッツの柱(ココナッツの柱だと、鉄骨に比べて安くて、意外ともつらしい。。。)をたて、電気を延長しました。

よくよく話を聞いてみると、電気メーターを設置する箱は料金に入れてくれなくて、いくら「サービスでつけてよ!」言ってもだめでした。

ので、大工さんに電気メーターの箱と避雷針付きでつくってもらい、ここまでの130mの電気を引っ張ってもらいました。

避雷針つきの電気メーターの箱は8000円ほどでした。(相場が分かりませんが、恐らく高いです)

下のレンガの部分に電気メーターを設置しますが、書類上の手続きがものすごくかかるので、まだ電気メーターを設置がないですが、電気は延長できたので、とりあえず溶接やモルタルを練る機械などが使えるようになりました。

その後、電気メーターの取りつけを待っている間に、こんな出来事が↓

パラグアイの電力会社作業員が我が家に来て、詐欺を試みた結果。

パラグアイで家を建てるとなると、予期せぬトラブル、その場で即断即決しないといけないことが山積み。

パラグアイ人に頼まないで、自分でコツコツと家を建てるのなら、大した問題は発生しないでしょうが。