ふくろうです。
今日はちょっと農業について話をしたいなと思っています。
自然農については、まずはこのブログのツイッターまとめの農業を読んでみてください↓
自然農・無農薬の知恵 | ☆南米よちよち歩き×ふくろうの知恵袋☆ (nanbeiyochi2.com)
皆さんこのブログを読んでいる方々は多分無農薬・自然農で行こうとしている人たちがほとんどだと思います。
そこで、まあ、自然農っていうか無農薬っていう枠組みではなく、今までにない本物の農業っていうんですかね。しいて言えば。
本物の農業っていう言い方でこれから話をしていきましょう。
その場合に、みなさん、例えば自然農っていうと「草だらけのところでやらなければいけない」っていうイメージもってませんか?
まずそこの部分を変えてください。
自然農っていうのは要するに草を刈って、上に乗っけていく。
また伸びてきたらその上に草を乗っけていく。
何度も乗っけていって、何年もすれば堆肥になり土になっていく。
それが基本的な自然農の考え方なんです。
福岡さんの場合はもっと究極的な方法になっていっているので、初めての方がやるのは厳しいと思いますよ。
むしろ、自分が入りやすい農法としては敷き藁農法がいいのでは?と思う。
これだったら、みなさんが家庭菜園とかをやるときでも世間様の目があるじゃないですか。
例えば市民農園を借りましたよっていう状況だったとする。
でも「自分の所だけが草だらけで、他は綺麗だなー」とか、色々あるでしょ。
他の人から「あんなに草だらけにして」とか。
それをあえて「自分はこれでいいんだ!」ってふくろうさんはやらない方なんですね~。
「ならどうしよう?」と考える方なんだ。
ふくろうさん的に考えるのは、作物を植えるものを決めて、その上に刈った草を乗っけていき、草を多くするためによそから刈ってきた草を敷き藁として乗っけていく。
これだったら世間様がみても「ちゃんとやってるな」って、なる。
これも一つの自然農法になる。
歩く道は綺麗に除草しておけばいいじゃないですか。
土を見せてもいいし、自分が歩くところだから、草はそんなに伸びないと思う。
そういう風にしていったん進めていけばいいんじゃないかな。
みなさんが一番気になるのは、双葉、四葉とかが伸びてきてから敷き藁を敷いたらいいのか、種を植える状態で敷いた方がいいのか分からないよね。
自分も色々考えたが、敷き藁の中に種を置いておくという考え方をすると、除草がしなくてもいい。
根が土に刺さっていくのでこれが一番いいやり方だと思う。
でも草の中にただ種を置くだけではなかなか芽が出づらい。
そこで福岡さんが考えたのは土団子。
土団子の中に種を入れて、敷き藁の中に団子をそっと置いておく。
そしたら、土に種を植えたのと同じ状態になるって考えたんですね。
ただ、福岡式は、それをさらに高度にいきますからね。
土団子の中に何種類も種をいれたりするんだけど、難しくなると思うので、始めのうちはやめて一種類の種を土団子にしておいておくというやり方がいいと思う。すると芽が出やすい。
草の中に種だけをポンと置くだけでは芽が出ずらいからね。
もしくは最初に少し芽出しをしてから草の中に入れるという方法もあるが、一番良いのは土団子形式だと思う。
土団子を作るのに粘土っぽい土があれば最高ですが、粘土でなくてもいいです。
うちみたいに砂地だとどうしようもないが、粘土までいかなくても日本だと固まる土あるでしょ?
どこかで見つけてさ、ゴミ袋に入れて少し持ってきてもいい。ゴミ袋に半分もあれば一年間持つんじゃないかな。そんなにたくさんいらないから。
団子にするための土を見つけるハイキングも、また乙なものでいいんじゃないですか?
そういうのを敷き藁の中に入れて置けば、水さえかけておけば出てくるだろう。
あとはほっておけばいい。
トマトはそのまま伸ばして土に触る状態だと、通常はダメになるので、敷き藁の上なら普通に育っていく。
キュウリも同様にぶっ倒し農法でやっていけるよね。立体にしなくてもできる。
それと、野菜を作るときに、土を盛り上げて植える台をやっていくと非常に面白いと思う。
ちなみに、台の作り方は京都に行く機会がある人は、京都市内を周ってみると沢山見本があるよ。
京都は一度台を作ったらそのままずっとやっているから、京都に行く機会があれば畑を見に行くと勉強になるよ。
私の勉強法は全国色んな所を歩いて、聞いて、見て、こういう良いところ悪いところを全部聞いて「なるほどな」と。
でも自分の地域と合わない方法もある。
例えば長野の高地だから、あれだけたくさんのレタスができるんだなって。それを同じように沖縄でやっても厳しいし。
また土が地域によっても違うし。
だから、自分が最終的に全国を歩いて、「さぁ、どうしよう」と考えた結論は、敷き藁を何層にもひいて、種を入れた土団子を乗せるのがベストだって思った。
それなら土を選ばないよ。
見た目も、都会人が見ても安心して見れる。
まるで自然農だとは分からない農法だ。
自分は人の見た目も気にしたんだよね。
自分も割と初期の方の無農薬者なので、さんざんいじめられた方だから。
「無農薬=草ぼうぼうのバカな連中」そんな風にして言われてきたからね。
「あんな虫だらけのところでできるわけない」と。
それと、もう一点、肥料の作り方なんだけど、肥料を作る時にさ、皆さん落ち葉拾ってきて堆肥作るよね。
その時のポイントをツイッターやっていた時に、言い忘れたんで追加で伝えておきます。
大切なポイントは床の作り方。
土の上ではたい肥は上手くいかないんです。
要するに養分が流れちゃう。
それで、ふくろうさんのところではそのためにサトウキビをずっと植えていた。
それが一年経っていいだけ伸びて立派なサトウキビになってくれたんで、これを食べるんじゃなくて、肥料づくりの台にしようと思った。
実は沖縄ではサトウキビを肥料にするやり方があるんですね。
糖分が多いので菌がすごく繁殖する。なかなかいいんですね。
大和(内地)の場合だと、皆さんがやっているのはトウモロコシを肥料に利用する。
トウモロコシをカラカラに乾かしてから床に敷く。
トウモロコシは半生だとダメ。
っていうところで、肥料を作る前にまず床をつくる作業が必要だと覚えてください。
床を作る時はサトウキビでもいいし、一番いのは木です。
木を集めてきて、それを組んで床として作っちゃう。
その上に落ち葉などの堆肥の材料を乗っけていけばいいんです。
すると、たい肥として出来上がっていきますよね。
ここがポイントだったので伝えておきますね。
結構これ忘れがちだった。
あと、スーパーの鮮魚の所に行く、魚の内臓の粗があるよね。
骨とかそういうのはスーパーでは全部捨てちゃうので、それをもらってきて、臭いが気にならない場所なら、発泡スチロールに魚の粗、おがくずを入れて、おがくずがなかったら腐葉土を入れておくと、ものすごくいい窒素肥料ができますよ。
ついでにそこに料理で使った昆布とか出汁がらとか、そういのをとっておいて、一緒に入れてやる。
面白いのは発泡スチロールでやると上手くいくんです。
スーパーに行くともらえますよね。発泡スチロール。
そういうところも、新たに買うとね、なぜか上手くいかないんですよね。
自然農って「いかに金をかけないでやるか」って考えると上手くいくんです。
不思議ですね。
ただし、これは発酵中の臭いがするんで住宅街だと厳しいと思う。
畑とかそういう所あればいいんですが、畑でやると、ネズミが穴を開けたりするから、皆さんはそこも考えてください。
日本は思いのほかネズミいますからね。
パラグアイもネズミいますが、あんまりネズミの害ってないんですよね。
日本は小さい動物が多いので、畑をやる時は困ったものがいろいろ出てきますよね。
カラスもそうですし。蓋を開けて食べてますからね。
これ今イメージで出てきたんで、魚カスは肥料としてはかなり良いですよ。
ただ、日本は放射能汚染されているので、賛否両論だと思います。その辺も気になる方は自分で調べてみてください。
本当はこれを液体にして、ボウルに入れて、水も加えて、何回か様子を見ながらかき回し、だいたい1週間から10日間くらいで液体窒素肥料が出来るんです。
酒屋さんの酒蔵みたいだな。
すごい匂いがするけれど、わりと液体っていうのが役に立つと思うので、それはコーラのペットボトルなどの炭酸用(膨張してもいいように)に入れて、水を足して、砂糖とかを入れて、混ぜて置いておくと、さらに菌類を増やすこともできます。
菌を増やすためには塩、油、砂糖ですから、これで培養していけば液体肥料ができる。
固形の肥料でも、それを水にいれて溶かせばいいんです。
その時に砂糖とかを入れてよく振っておくと液体肥料になる。
その辺は自分で考えればいくらでもできますよ。
っていうことで、これから、農業の話も含めてブログに書いていきたいと思います。
だいたい、意識の話は伝えたので。
また気になったり感じたりしたことがあったら載せますが、これから、少しずつ農業と交えて話していきます。
ではまた、次回お楽しみに。